睡眠時間が欲しい現代人への役立つ情報まとめ
2018.06.13
あまりにも忙しすぎてまともに睡眠が出来ないような職場にいるという方は現代日本ではいまだにたくさんいます。
特に、緊急的なトラブルが発生してしまい1日でも早く対応しなければいけないという状況になった場合は徹夜も当たり前となるでしょう。徹夜ではないという人でも、毎日24時程度に帰って6時には起きるという生活を強いられている人ももちろんいます。
このように睡眠不足が当たり前のようになってしまう環境に追い詰められている方は、いったいどうすれば睡眠時間を確保できるのでしょうか。このままでは倒れてしまうという危機感に追われている方こそ対策を講じていきましょう。
あまりにも忙しすぎて睡眠時間が確保できないという方は、様々な方法を使って睡眠時間を確保するための努力をしていけばいいでしょう。
例えば、通勤時間が車で1時間半という方ならば、あえて電車を使って電車の移動中はひたすらに眠るといった行動をとればそれだけでもかなりの睡眠時間が確保できます。もちろん、携帯のアラームなどは必要になりますが十分に有効的な方法となっています。
また、午後の睡魔があまりにもひどいという方や午後は集中力が続かないという方はお昼休みに昼寝をすることも有効となっています。10~20分程度の軽い昼寝は脳をリセットすることが出来ますし仕事の効率も向上するためにうってつけです。それ以上の睡眠は深い眠りに入ってしまうのでストップしましょう。
睡眠時間がほとんどないという方でも、睡眠の質を向上させることである程度の体力回復効果が発揮されるようになりますので、出来る限り質を追い求めるようになってください。
ここでポイントとなるのは、人間の睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠を交互に繰り返していることと、最初の90分で発生するノンレム睡眠をどれだけ深くすることが出来るのかで翌日のパフォーマンスが大きく変わるということです。
この最初のノンレム睡眠を「黄金の90分」と定められており、この90分が完璧ならば睡眠時間が少なくても大幅な体力向上が見込めます。
最初の90分における質を向上させる方法が、体温と脳に眠る時間であると教えるスイッチを入れさせることです。このスイッチとして活用できるのがお風呂になります。
お風呂を利用することで体の内部の体温である深部体温を上昇させることが出来れば確実に睡眠の質が向上します。可能ならば睡眠の90分前にじっくりとお風呂に入って体を温めてください。
お風呂に入る時間すらもったいないという方は足湯をして足の血行を向上させることで対応できます。足の温度を向上させれば熱拡散が発生するのでそれだけ深部体温が下がりやすくなり睡眠の質が向上しやすくなります。お風呂から睡眠まで90分もまてないという方は、足湯を効率的に活用してください。
それ以外には、睡眠前にお腹がいっぱいになるような食事をしないことや可能ならば食事は就寝の3時間前までに済ませることが推奨されていますし、パソコンやスマートフォンのブルーライトは脳を覚醒させる作用があるので就寝1時間前に操作をやめることも注意喚起されています。
また、ストレッチ程度の運動ならいいですが、きつい筋トレや有酸素運動を睡眠前に実行するのは体のリズムを狂わせるのでやめましょう。あとは朝起きた時に太陽の光を浴びて覚醒状態に移ってください。
睡眠時間の確保は通勤方法や仕事の状況次第でうまくいかないことが多いので、出来る限り質を向上させるように努めましょう。
色々と説明しましたが、要するに体と脳を睡眠モードに切り替えて最初の90分間における睡眠の質を向上させれば一気に体力が回復して脳もリフレッシュするということなので、お風呂や足湯の使い方をマスターして切り替え上手になってください。携帯をいつまでもいじっているのは睡眠の質を落とすので要注意です。
(画像は写真ACより)
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