今更聞けないライフハックについて詳しく解説

2018.06.08
ライフハックとは何か

技術者の間ではいろんな横文字が飛び交います。その中には聞いたことがないような横文字も飛び交うので、同じ日本語を話していても理解不能になってしまう人もいるでしょう。

その理解できない候補に挙がりそうなのがこのライフハックになります。ライフハックとは2004年にアメリカで誕生した造語で、仕事術のことです。

この仕事術というのは特殊な技能というよりは仕事全体を見た時の生産性を高めることであり、さらには人生そのものの質を向上させるという意味合いなので、かなり広義的な言葉となっています。

ちょっとわかりにくい言葉になっていますが、生活を便利にするためのテクニックのことや、仕事をより効率的にするためのアイデアのことを意味しているので、あらゆる意味で楽をするための方法と言えるでしょう。

もともと、このライフハックは英語で記載するとLifehackというスペルになり、人生をハックするという言葉になります。このハックというのは技術を調べることが好きで生産性が高い技術者を示す言葉なので、意味は人生における技術力が高い人となります。

具体的にどんなことなのか

ライフハックとはいかに効率的に物事を運べるのか、いかに楽に済ませることができるのかがポイントなので、その方向性に動いている行動そのものがライフハックとなります。

リンスとシャンプーをバラバラにするのは面倒ならばリンスインシャンプーを使ってしまえばそれだけ時間短縮になりますので、これもいわゆる楽にするテクニックとしてライフハックと言えますし、不要のものを捨てて整理整頓することで身の回りも心もすっきりさせる断捨離もライフハックと言えます。

もう少し仕事に近づけてお話しすれば、仕事をどれだけ効率よく運用するのかを考えられたテクニック、例えばゲッティング・シングス・ダンの略であるGTDが該当するものとなります。

これは出来る限り物事を楽にするために、タスク管理を実行して効率化させるという方法で、まさにライフハックを体現している仕事術です。

つまり、人生においての時間短縮に役立っているものや仕事においての効率アップや時間短縮に役立っていると感じたものは全てがライフハックにつながるので、幅広い分野で使える言葉となっています。

ライフハックにはレベルアップも必要

人生をより楽にする方法というのは効率的に物事を運ぶことができるテクニックを理解して駆使できている必要があります。

しかし、この効率化というのは一度覚えてしまった場合その上をいくには別の方法を身に着ける必要がありますので、次々と取り入れないとライフハックはそこでストップしてしまいます。

要するに、様々なテクニックを手に入れて仕事の効率や人生においての時間短縮術を身に着けても、その上にいくためにはさらなるレベルアップが必要になりますので、最終的にはかなりの努力が必要になるということです。

必要経験値が10ならばレベルも簡単に上がりますが、必要経験値が1万になってしまった場合はそれ相応の努力をしないとレベルは上がらなくなります。

ここでレベルアップをするために必要になるのは、高難易度で何度も挑戦できてフィードバックがあるような環境です。この苦難を乗り越えることで技術的にも人生的にも一流の道に入ることができ、優れたライフハックの道を歩んでいる達人となります。

ライフハックは楽をして合理化するためのテクニック

人生をより過ごしやすい環境にして、仕事を効率的にこなすことができるようにするためには、どうすれば楽になるのか、合理化するためにはどうしたらいいのかを理解して体現する力が必要です。

理解するだけで実行できなければ効率は上がりませんし問題は解決しません。逆に技術力があっても使う場所がなければそれは宝の持ち腐れになりライフハックできていないのです。より合理的に、楽に生きたいという方は一度立ち返って考えることから始めましょう。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一