今の職場環境に満足していますか?社員が考える「働きやすさ」とは?

2018.05.25
業務スタイル

育児や介護に追われる社員は、若手独身社員のように「毎日残業」や「休日出勤」が出来ません。

周りの人と楽しく仕事が出来る職場環境であっても、家族のために早退や欠勤する必要も出てきます。

色々な生活スタイルの人がいる中、どのような職場を「働きやすい」と感じられるでしょうか?

適正な労働時間

毎日残業・休日出勤と聞くと、“ブラック企業”を連想します。残業出来ない社員をお払い箱にしたり、「忙しいから」といって強制残業や休日取得拒否されたり。

こういった企業では働きやすさは感じられなくなります。働きやすさにこだわる企業では、「残業0」を掲げ始めています。

定められた勤務時間内で、全員仕事を終える。企業全体で徹底して取り組むことにより、「勤務時間内に効率良く仕事を進め定時で帰る」ことが可能となるのです。

社員への評価

大人であっても、人間ですので「好き・嫌い」はあると思います。しかし、仕事の成果に対する評価は平等にしてほしいと望む人は多くいます。

適正に評価されないことが続くと、仕事でのモチベーションは下がるばかり。

仕事内容、進捗報告などを密に行うことにより、誰が成果を上げているかを把握しやすくなります。

残念ながら子供じみた差別は少なからず起こってしまうことが多いですが、なるべく仕事への影響を無くすよう社員全体で気を付けましょう。

意見を出せる環境

自分の意見が通ると、純粋に「嬉しい」と感じ、やる気が出ます。

一定以上の役職以上でないと参加出来ない会議、発言権のある人達で決められたアイデアを実行するなど、上層部と一般社員との間に差を作っていませんか?

「自分の意見は上には届かない」と感じると、そこから企業のために努力する気持ちが薄れていきます。ただ上が決めたことをするだけ、言うことを聞くだけ。これでは楽しく働けません。

意見が通りやすい企業に勤める人は、「仕事にやりがいを感じる」と思う人が多いようです。どのような形であっても、社員からの意見を取り入れる機会があれば気持ちも違ってきます。

些細なことかもしれませんが、社員のやる気があるのと無いのとでは業績にも関わってきますので、一般社員の言葉を聞く機会を作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

企業の理念がしっかりしており、「社員一丸となって取り組む」姿勢があること。社員のためのサポートが充実しており、プライベートの時間が確保しやすい環境であること。

社員が働きやすいと感じる職場というのは、社員が楽しく・無理なく働けるよう工夫されている職場です。

働くのが辛いと感じている人は、今一度職場環境について見直してみてはいかがでしょうか。

(画像は写真ACより)

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長田兵子
長田兵子