部下を育成!気を付けるポイントは?
2018.04.13
企業に長く勤めていると、“後輩”という存在ができることがあります。部下が慕ってくれるかどうかは、普段の行いによって大きく変わってきます。
部下の育成というのは中堅社員にとって重要な仕事のうちのひとつです。部下の育成に手を抜いていると、周りからの評価が落ちてしまうかもしれません。
今回は、部下を育成する際に気を付けるポイントを紹介します。
まずは仕事に対する前向きな気持ちを見せましょう。企業や人の悪口を言わず、がむしゃらに頑張っている姿を見せ、部下から信頼してもらいます。
すぐに信頼してもらえるわけではありませんが、そういった日々の在り方が人の印象を変えることもあります。裏表のない、潔白な姿であると証明することが重要です。
忙しい時やストレスが溜まっている時に、機嫌が悪くなっていませんか?気分によって態度を変える人は、接しにくいと感じます。
なるべく常に冷静さを保ち、気軽に話しかけてもらえる雰囲気を作っておきましょう。すぐに話してもらえる状況の方が、ミスやすれ違いを防ぐことができ、お互いにメリットがあります。
部下といっても色々な人がいます。仕事に意欲的な人もいれば、気弱な人、人付き合いが苦手な人、仕事のモチベーションが低い人など、さまざまです。
男性か女性かという違いでも、差を感じることもあるでしょう。
部下が複数いる時は、なるべく差別しないようにしましょう。その人に合った指導法を見つけ、贔屓を無くします。
部下全員に成長してもらいたいのであれば、一人ひとりと向き合う姿勢が大事です。
他人に期待しすぎると、相手の負担が大きくなります。また、期待に応えてもらえなかった時に、相手に対する評価を不当に下げてしまうこともあります。
部下に仕事を与える際は、相手のハードルに合わせて少しずつランクアップしてあげるようにしましょう。部下の得意・不得意を見つけてあげることも上司の役目です。
褒め方にもコツがあります。どこが良かったのかを明確に伝え、今後へのアドバイスも付け加えましょう。
また、成果だけでなく、成果にたどり着くまでのプロセスに対しても褒めましょう。そうすれば、部下は見ていてくれたと感じ、より信頼関係を高めることができます。
叱る際は、感情的にならず的確に伝えましょう。人柄などを否定するのはいけません。
あくまでも客観的な意見で、どこが悪いのか、どうすれば良かったのかを指摘します。実際に起こった事例なども含めて説明すると伝わりやすいでしょう。
大勢の前で叱るのは、相手のプライドを傷つけかねませんので、個室などで行うと良いでしょう。
部下の育成の仕方は十人十色です。自分にとっては当たり前のことでも、部下にとっては違うかもしれません。上司のための研修などに参加してみるのもひとつの手です。
まずは部下のことを知ろうとする努力や信頼してもらう環境作りが必要です。
自分がお手本になり、部下に信用してもらえる上司になりましょう。そして自分も、部下のことを信用しましょう。
(画像は写真ACより)
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