片付けられない人でも簡単!部屋をキレイに保つ方法

2017.11.29
片づけのコツ

片づけをする時には、今あるものを、必要なものと不要なものに分ける必要があります。しかし、片づけが苦手な人は、必要なものと不要なものを分けることも難しいものでです。

ですから、必要か不要かを決める時には直観で、3秒以内で決めるようにしましょう。そうすることで、迷わず分けることができます。

分類ができたら、次に行うべきは仲間分けです。音楽関連、書籍関連、自分の趣味関連、仕事関連など、ある程度分類するようにしましょう。これも直観で決めて問題ありません。

ここまで行うと、最初にいらないものに分類したものに対して、本当に捨ててよいか迷いが生じます。いるかいらないかを決められないまましまってしまうと意味がありませんから、迷ったものは仮置き場を作っておきましょう

今すぐ捨てなくても、一定期間取っておくものの置き場を設けることで、部屋が散らかるのを防ぎます。

もちろん、仮置き場にいつまでも置きっぱなしにしていては意味がありません。仮置き場に分類したものは、自分で期間を定め、期間内に使わなければ捨てるようにしましょう。

いよいよ収納場所を考える段階で頭に入れておくことは、生活必需品は20%である、ということです。普段の生活で特に使うものを20%に分類し、使いやすい場所に収納します

そして、残りの80%はあまりこだわらず、ざっくりと決めることがポイントです。そして、ものを収める時には、何がどこにあるか、一目で分かるようにしておきましょう。

収納場所を探すのに手間取ったり、収納が大変だとキレイな状態を保ったりすることが難しいので、シンプルな収納法にしましょう。

小分けにして片づける

散らかった部屋を一気に片づけようとすると、非常に時間がかかりますし、労力も必要です。ですから、片づけをする時には、時間の隙間をぬって、少しずつ行うことがポイントです。

「今日はここまで」と区切って片づけをするのも方法の1つです。短時間で行える分だけにしておけば、構えずに片づけに取り組みやすくなります。

散らかる原因を減らす

たとえば、朝起きた時、ベッドや布団をそのままにしておくと、部屋が散らかった印象になり、より汚くなってしまいます、

面倒でも、起きたらすぐに寝具はキレイにしておきましょう。別途や布団が整えられていると、その上にものを散らかしにくくなります。

部屋とキッチンが分かれている場合には、食べ物を持ち込まないこともポイントです。汚れたお皿や食べかすを置きっぱなしにしておくと不衛生ですし、義気ぶりなどの虫がやってくる原因にもなり、余計に部屋が汚れやすくなります。

また、食べたものを片づけるのが面倒になり、置きっぱなしにしておくと、部屋も一層散らかってしまいますから、何かを食べる時はキッチンで、というように決めておきましょう。

物を増やさないというのも大事なポイントです。インテリアでも本でも化粧品でも、ものが増えると片づける場所がなくなり、もので溢れ返ってしまいます。入らないので、「とりあえず置いておこう」ということが多くなり、結果的に部屋が散らかってしまいます。

また、買い物バッグなど、「後で使うかも」と思っていつまでも取っておかないようにしましょう。

何かを買った時の段ボールや箱など、「使うかも」と思ったものは、一定の期間を設け、それまでに使わなければ捨てるなど、自分なりのルールを決めることが大切です。

服も同様です。何年も着ていない服を「いつか着るかも」と思って取っている人は要注意です。去年着ない服は今年も、おそらく来年も着ないので、潔く捨てるようにしましょう。

使ったものをもとの場所に戻すことも大切です。後で片づけようと思って放っておくと、いつの間にか部屋が散らかってしまいますから、その時にしまうようにしましょう。

すぐにしまう癖を付けるだけでも、部屋をキレイに保ちやすくなります。

水回りをキレイに保つ

特にキッチン周りは、油や水などで汚れやすいエリアです。油汚れはすぐに拭けば簡単に落とすことができますが、放置しておくと、ほこりなどが混じって汚れがこびりついてしまいます。

水も、水垢などの原因になりますから、すぐに拭く癖を付けましょう。

コンロ回りだけでなく、壁などにも油が飛びやすいので、調理をしたらすぐに拭く習慣を付けることが大切です。使ったらすぐにキレイにしておく、というだけで、部屋をキレイに保ちやすくなります。

部屋をすっきり見せるコツ

片づけのコツ以外にも、部屋をキレイに見せる方法があります。洋服や本など、大きさの異なるものをしまう時には、サイズによって分けるようにすると効果的です。

洋服なら、丈の長いものから中ぐらいのもの、丈の短いものと分類して片づけることで、すっきり見せることができます。

タンスなどなら、丈の短いものの場所にできた空間をうまく使い、違うものを収納することもできますから、大きさ別にしまうことは有効なのです。

また、本棚も大きな本から中ぐらいの本、文庫本などの小さい本というように整頓するだけで、部屋がすっきりと片づけいて見えますよ。

部屋の収納方法をシンプルにし、使ったものはすぐにしまうことを意識するだけで、部屋をキレイに保つことはかなり楽になります。

いつも部屋が散らかって、なかなか片づけができないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

(画像はpixabayより)

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橋本宏子
橋本宏子