人事部門の生産性を向上させる「HRRobo For SAP HCM」サービス開始
2017.03.13
RPAテクノロジーズ株式会社(以下 RPAテクノロジーズ)は、ロボテックス・プロセス・オートメーション(以下 RPA)技術を活用し人事業務を無人化にちかづける機能をSAP社のHCMに組み込みサービスを開始したことを2017年3月10日に発表した。
2030年には日本の労働人口が15%減少し、労働力不足が心配される中、オフィスワークの生産性の向上は実現できていない。
RPA技術は人間のみが対応可能とされてきた作業を、AIなどの認知技術を活用し人間の作業を補完するものである。
今回のサービスの提供は、RPAテクノロジーズがRPAエンジンを提供し、株式会社オデッセイ(以下 オデッセイ)がRPAエンジンを使って人事業務に関する自動化処理を開発した。
オデッセイは開発したプログラムをSAP社のSAP HCM(Human Capital Management)人事管理機能上で稼働させ、コンサルティングを含めたサービスを提供する。このサービス名を「HRRobo For SAP HCM」と呼んでいる。
ERP(Enterprise Resources Planning)は企業の基本である資源要素(ヒト・モノ・カネ・情報)を適切に分配し有効活用することで、SAPは世界でも代表的ERP製品を配する会社であり、SAP ERPはあらゆる規模の企業、業種をカバーしている。
SAP ERPは職務の役割(ロール)を管理しながら、財務・会計、人事、販売管理、購買・調達、在庫管理、製造管理など企業の業務プロセスの効率化をシステムにより支援している。
その中で、HCMは人材の採用・教育・維持、人事プロセスの合理化・効率化、コンプライアンスとしての法規制、など人事に関するプロセスを支援している。
今回、SAP HCM上にRPA技術を導入することで、労働力不足を解消できる。例えば、給与業務において、勤怠表から基本給・残業・その他の手当などを計算し、社会保険料・税金などを差し引き、銀行への振り込み手続きを行う作業の70%程度はRPAにゆだねることができる。
人事業務プロセスは各企業によって違いがあるので、「HRRobo For SAP HCM」は事前に徹底した現状把握とコンサルティングを行い、顧客への導入を実現していく。
SAP、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
RPAテクノロジーズ プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000011515.html
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