人間の代わりにAIが採用面接

2017.03.02
AIが応募者の資質を分析する

2月27日、株式会社タレントアンドアセスメントは、AIを利用した採用面接サービス『(仮)AI面接官』を、5月上旬より提供開始することを発表した。AIが応募者の資質を分析、診断結果を提供するサービスとなっている。

タレントアンドアセスメント独自の採用面接メソッド「T&Aメソッド」を用い、企業が求める人物像や採用基準にもとづいて、AIが代わりに採用面接を行うという。

採用基準を統一することがねらい

「T&Aメソッド」では、【求める人物像の明確化】と【科学的な質問設計と判断基準の明確化】が行われる。【求める人物像の明確化】にて、求める人物の資質を能力要件として具体的に定義し、【科学的な質問設計と判断基準の明確化】にて、候補者の資質を見抜くための質問項目を設計する。

人間による採用面接では、人によって評価がばらつくことが課題となっていた。AIを利用することにより、採用基準を統一することがねらいとなっている。

「Pepper」と連携、いつでもどこでも面接できる

AIとスマートフォン、またはロボット(ソフトバンクロボティクス株式会社の人型ロボット「Pepper」)と連携させ、いつでもどこでも面接ができるようにする予定となっている。そのことにより、他社と選考が競合するなどの機会損失を減らすことができるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社タレントアンドアセスメント プレスリリース
http://www.ta-p.co.jp/news/86/

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kakimoto