ワークスが徳島県においてAIの研究施設を開設
2017.02.13
自然言語処理に特化した研究施設
2月9日に、株式会社ワークスアプリケーションズが、「ワークス徳島人工知能NLP研究所」を開設するとともに業務を開始したことを発表した。
同研究所は、自然言語処理の研究に特化した人工知能に関する研究を行う施設である。
秘書エージェントシステムとオフィスエージェントシステムの研究を進める
ワークスアプリケーションズが開発を行っている人工知能搭載基幹業務システム「HUE」は、企業において蓄積されるオペレーションログデータを機械学習に用いるトレーニングデータとして活用することにより、ユーザーの行動予測を可能にする。
これにより、従来の業務システムとの比較で、圧倒的なユーザビリティと生産性の向上を実現している。
今回の研究施設を稼働させた背景には、機械学習の活用に加え、ユーザーの発話やテキストデータの解析および理解を下地にした、ユーザーの需要にあわせたAI機能を同システムに取り入れる目的がある。
主な研究内容としては、秘書エージェントシステムとオフィスエージェントシステムがあげられ、スケジュールや会議室の自動調整、音声認識型チャットボット、会議中の発言についての自動翻訳、議事録の自動作成および分類などがあげられる。
また、これに加えて、自然言語処理研究をより発展させる目的から、日本および英語圏に対するNLPツール、言語リソースのオープンソース公開を行う。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ワークスアプリケーションズプレスリリース
http://www.worksap.co.jp/news/2017/0209/
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