富士通が安全管理支援ソリューションを強化し作業員の状態把握を可能に

2017.01.22
2月上旬からSaaSにより提供開始

1月12日に、富士通株式会社が、同社が提供している「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(フジツウ デジタル ビジネス プラットフォーム メタアーク)」において、「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア」を活用した「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」の機能を強化したものを2月上旬よりSaaSにて提供すると発表した。

現場の作業員の状態を遠隔で把握することが可能に

今回富士通が強化した機能は、建設業や製造業などの現場において、作業者の状態を把握することが難しい場面での利用を想定したもので、これにより、これまで把握することが困難であった熱中症の発生などについて、位置情報を遠隔で把握することにより見守り、安心して働くことのできる職場づくりが可能になる。

また、作業者の状況監視、作業グループ設定および管理、データ出力といった機能を強化したことで、現場運用、設定、管理、報告、レポートといった一連の流れに沿った安全労務管理が可能になるだけでなく、SaaSによる提供となることから、ユーザー側が運用するにあたってアプリケーションなどのシステム開発を行わずに済む。

なお、今回機能が強化された「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」を運用するプラットフォームである「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」は、クラウド、モバイル、ビッグデータ、IoT、AIといった最先端技術に同社の持つ知見やノウハウを融合したデジタルビジネス・プラットフォームである。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

富士通プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/01/12.html

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kakimoto