RFID導入を容易にするRFIDリーダライタを富士通フロンテックが販売開始
2016.12.22
12月13日に、富士通フロンテック株式会社が、UHF帯RFIDリーダライタ「FUJITSU RFID・センサーソリューション カウンターセンサースリム」の販売を開始したと発表した。
同製品は、アンテナ一体型のRFIDリーダライタで、業界内において最薄を実現した製品となっている。
今回、富士通フロンテックが「FUJITSU RFID・センサーソリューション カウンターセンサースリム」の販売を行った背景には、アパレル業界といった小売業を中心にRFIDの導入が加速していることがある。
RFIDは、IoT時代におけるセンサーの一つとして、POS端末との連携による売上処理や商品管理といった業務の効率化などに広く普及が進んでいる。
同製品は、リーダライタ部とアンテナ部の一体化や制御部の小型化を図ることで、本体の厚さが17.5mmと非常に薄くなっており、設置するにあたりスペースを取らず、小型店舗など設置箇所の限られる店舗でも導入が容易になっているだけでなく、店頭カウンターなど小さなスペースにおいても十分設置することが可能となっている。
また、読み取り性能の強化による、誤った商品の読み取りを行う可能性を減らしただけでなく、送信出力を特定省電力の250mW以下にしたことにより、無線局への申請が不要となったことで、RFIDを導入する手間を削減している。
加えて、同社が提供しているクラウドサービス「FUJITSU RFID・センサーソリューション RFIDプラットフォーム」と組み合わせることでRFID対応の業務システムを短期間かつ低コストで構築することも可能となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
富士通プレスリリース
http://www.fujitsu.com/
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