日立ソリューションズがAIで人事労務を分析する新商品を発表

2016.12.08
労務管理で企業を成長させるシステム

12月1日に、株式会社日立ソリューションズが、「リシテア/AI」シリーズとして、「働く一人ひとりの『躍動』を企業の成長へ」をコンセプトに新商品の販売を開始すると発表した。

メンタルケアなど人事労務をAIで分析、可視化することを可能に

今回、日立ソリューションズが発表した「リシテア/AI」シリーズは、人事・労務管理関連データを蓄積、統合し、AI分析を行うことで、当該データを可視化し、診断および問題発生予測を行うことを可能にする人事総合ソリューション。

社内外のシステムに存在する多様なデータについて、人工知能を利用した分析を行い、社員など個人と組織のパフォーマンスの最大化を図る今回のシリーズ。

その第一弾として「組織ストレス予測サービス」を2017年2月6日に販売し、同年5月に業績やモチベーションなどパフォーマンスが高い組織の特性を抽出、可視化する「組織パフォーマンス診断サービス」の販売を開始する予定。

同シリーズの特徴には、「人事・労務管理、工数管理、財務会計などのデータを有効に活用」「AIと人事分野のノウハウで、効率的に特性を抽出」「プライバシーに配慮し、セキュアな環境でデータの分析・加工処理を実行」という三種類が挙げられる。

今後は、センサーで取得した移動軌跡データや従業員間のコミュニケーション履歴データを取り込めるようにする予定もあり、分析能力を拡充していく予定もある。

また、第一弾として販売開始が予定されている「リシテア/AI分析 組織ストレス予測サービス」は、従業員のストレスケアの必要性を予測し、組織単位でストレス状況を可視化することが可能であり、産業医が、これによって出された予測に基づいた指導を行うことを可能にする。

なお、同社の検証結果において、求職者の53%については予測可能であることを確認したとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日立ソリューションズプレスリリース
http://www.hitachi-solutions.co.jp/

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