ソラスト 日本IBM及びゼクウと協力して人材採用システムを構築

2016.11.13
データ分析の人材採用システム

株式会社ソラスト(以下、ソラスト)は、11月9日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)、株式会社ゼクウ(以下、ゼクウ)と協力し、医療事務分野では初となる高度なデータ分析を活用した人材採用システムを導入することを発表した。

背景

ソラストでは、全国1,500ヵ所以上の医療機関で、約2万人以上の社員が業務を行っていて、通年で採用活動を行い、年間に約2万人の応募があり、約5,000人を採用している。

人材採用は、これまで属人的なプロセスで行われ、また人材に係るデータの蓄積も十分ではなかったため、採用ノウハウの改善には限界があった。

システム構成

「採用管理システム」は、ゼクウのシステムを採用して、人材募集の広告出稿から、応募受付、面接予約まで、全て自動化されたフローを活用することで、採用プロセスの効率化と迅速化をはかり、今後厳しさを増す人材市場における競争力を強化する。

「適性診断システム」と「分析システム」は、日本IBMのシステムを採用していて、応募者がWEB上で適性診断を受験することで、その人のパーソナリティが導き出されてくる。それをシステムで構築したソラスト独自の人材モデルに照合し、応募者の業務適性をリアルタイムで予測し、即時に採用担当者へフィードバックする。

採用担当者は、これにより客観的なデータに基づく採用判断が可能になり、適材の採用や短期離職の削減につなげる。さらに、応募者のデータを継続的に分析することにより、予測の精度を向上させていく。

▼外部リンク

ソラスト プレスリリース
https://www.solasto.co.jp/

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高野勤一
高野勤一