パナソニックより、業務スピードをさらに加速させる「帳票OCR Ver.8」が発売!

2016.09.16
オフィス業務用ソフトウェア「帳票OCR」の最新バージョンは、“自由手書き文字”を認識可能に!

平成28年9月9日、パナソニックグループのパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下「パナソニック」)は、最新バージョンのオフィス業務用ソフトウェア「帳票OCR」を、同年10月4日(火)より発売することを発表した。

今回発表された帳票OCRソフト「帳票OCR Ver.8」は、従来のものでは自動認識不可能だった“自由手書き文字”に対応できるという。

帳票OCRソフト「帳票OCR Ver.8」とは

「帳票OCR」は、高精度OCRエンジンを搭載し、FAX文書やかすれた文字などの低品質文字にも強い。複合機やスキャナーでスキャンした勤怠管理表、健康診断表(問診票)、自動車検査証、マイナンバーカードなどのスキャンデータから、活字、手書き文字、チェックマーク、バーコード、QRコードなどを認識し、編集可能なテキストデータに変換することができる。

また、スキャンデータのファイル名自動設定(リネーム機能)をはじめ、スキャンデータを指定フォルダーに自動振り分け、大量の書類をドキュメント化する際に便利な機能として複数ページのスキャンデータを自動分割できるなど充実したリネーム機能・保存機能も備える。

従来のバージョンでは、OCRによる業務効率化において最も重要視される“手書き文字”に関して、文字ごとに枠で区切られたテキストのみに対応していた。そのため、自動認識が不可能なテキスト情報は、目視入力で補完しなければならず、顧客から改善の要望を多数受け取っていた模様。

そこで、今回の最新バージョンでは、ディープラーニング技術により手書き文字(数字)の誤読率を75%削減(同社評価文書による比較)するとともに、新規にパナソニック独自の文字解析技術を導入。文字の形状を見分け、1文字ずつ切り出すことが可能になり、罫線で区切られていない1行の“自由手書き文字”も認識可能となった。

帳票をよりスピーディに、かつ手間を省いてスキャンデータ化することで、需要が多様化するビジネスの現場における業務スピードを今まで以上に加速させる。

パナソニックは、今後もOCRの技術開発に取り組み、業務効率化とコスト削減の先にある新たなビジネスの価値を創出することを狙う。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

PR TIMES パナソニックのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002422.000003442.html

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kakimoto