飲食店に朗報!トレタでデポジット機能が利用可能に

2016.07.24
トレタ、「トレタ」でのクレジットカード決済を可能にする機能の「トレタペイメント」を開発

平成28年7月20日(水)、飲食店向け予約/顧客台帳サービスの開発・販売を行っている株式会社トレタ(以下「トレタ」)は、予約と同時に前受金(保証金)を預かることができるデポジット機能を同日付でリリースしたことを発表した。

この機能は、「トレタ」でのクレジットカード決済を可能にする機能の「トレタペイメント」の第一弾として開発された。

予約時のデポジットは、土壇場でのキャンセルを防止する方策のひとつとして、旅行業界などで広く活用されている。

その一方で、同様に予約を扱う飲食業界にはデポジットの仕組みがないため、土壇場のキャンセルや無断キャンセルによって、店舗運営に多大な損害を被ることが多々あった。

特に団体や貸切、年末年始をはじめとした繁忙期における予約の無断キャンセルは、食材の仕入れや従業員のシフト調整などへ多大な影響をもたらし、経営の根幹を揺るがしかねない打撃となる可能性があった。

直前のキャンセル、無断キャンセルによる損失を防止

今回「トレタ」は「トレタペイメント」を搭載することで、デポジット決済やキャンセル時の決済をクレジットカードで可能にする。

先述した無断キャンセルや土壇場キャンセルの防止策としての効果が期待できるほか、金銭的な損失をキャンセル料を徴収することで補填することが可能になる。

また、デポジットを選択した顧客に対し特典を設定するなどのインセンティブを提供することも可能であり、飲食店だけではなく顧客側も含めた双方にとって利益のある仕組みとして運用することが可能であるという。

「トレタペイメント」は、飲食店が預かる保証金の金額のほか、適用する日付や期間を自由に設定可能であり、デポジットを適用するか否かなどを予約条件によって細かく設定することができる。

なお、「トレタ」加盟店であれば、別途申し込みを行うことでデポジット機能を利用可能。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社トレタ プレスリリース
https://toreta.in/jp/news/4470

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月山哲也
月山哲也