産業医との連携をよりスムーズに 「従業員健康管理クラウドサービス」

2015.03.22
健康診断情報をクラウドで一括管理

法律により常時50人以上の労働者を擁する事業所において、義務づけられている産業医の選任。健康診断、面談指導、労働衛生教育、職場の定期巡視など、人事担当者にとっては管理業務が煩雑で、苦労している人も多いのではないだろうか。

株式会社日立ソリューションズは2012年4月より、産業医や保健師との連携業務をクラウド上で行う「従業員健康管理クラウドサービス」を開始。現在では累計8万人を超える従業員情報が保管されている。

さらに同社では4月1日より同サービスの最新版を販売する。導入企業より得たノウハウを付加し、基本サービスに機能を追加。導入費用も従来の約5分の1に抑え、一方で企業特有の業務に合わせた機能開発も可能だ。

情報の一元化とIT活用により業務負担を軽く

「従業員健康管理クラウドサービス」では、従業員の情報を一括管理。健診対象者や面談担当者の抽出、健診予約や面談スケジュールの設定など、煩雑な事務作業を自動化する。

システムの運用にはクラウドを利用することで、トータルコストを低減。グループ会社間での異動の際にも、クラウドで健康情報を管理していれば申し送り業務が確実かつ簡単に行える。

人事情報は従来通り社内サーバーで管理し、健康情報は同社のクラウド環境に保存。情報を分散して管理するため、情報漏洩リスクも低減する。(間山圭奈)

(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

株式会社日立ソリューションズ ニュースリリース
http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2015/

記事をシェアする

kakimoto