総務省「社会人のためのデータサイエンス演習」受講者募集開始

2016.01.28
「データサイエンス力」の高い人材を育成

総務省は、19日、将来の経済成長を担う「データサイエンス」力の高い人材を育成する取り組みとして、データサイエンス・オンライン講座の第2弾「社会人のためのデータサイエンス演習」受講者の募集を開始すると発表した。

「データサイエンス力」とは

「データサイエンス」力の高い人材とは、公的統計やビッグデータから統計的な思考力によって様々な課題を解決していく能力をもつ人材である。我が国の国際競争力を強化し、経済成長を加速化させるためには、このような人材が不可欠である。

過去2度にわたり、ウェブ上で誰でも参加できるオープンな講義「社会人のためのデータサイエンス入門」を開講し、延べ2万人が受講した。

開講日は

今回募集する講座は実践編講座であり、開講は、平成28年4月19日(火)の予定である。

カリキュラムは

「第1週:データサイエンスとは」、「第2週:分析の概念と事例」、「第3週:分析の具体的手法」、「第4週:ビジネスにおける予測と分析結果の報告」、「第5週:ビジネスでデータサイエンスを実現するために」の各テーマで構成されている。

講師陣は

會田雅人(総務省統計局長)、阿向泰二郎(総務省統計局統計情報システム課長)、佐伯諭(株式会社電通 デジタルマーケティングセンター データマネジメント部長)、松尾豊(東京大学大学院工学系研究科 特任准教授)ほか7名の第一線の専門家が務める。

この取り組みを通じて、日本のオープンデータの活用を促進し、地方創生に寄与することが期待されている。

(画像は、データサイエンス・オンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」より)

▼外部リンク

申込みは「講座紹介用ウェブサイト」より
http://gacco.org/stat-japan2

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高野勤一
高野勤一