京都銀行、全営業店舗の窓口に卓上対話支援システム「COMUOON(コミューン)」を導入

2016.01.26
全営業店舗166か店にCOMUOON(コミューン)」を設置

20日、京都銀行は、聴覚に障がいがあるお客様や高齢のお客様に向けて、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社が開発・製造する卓上対話支援システム「COMUOON(コミューン)」を、全営業店舗166か店の窓口などに設置すると発表した。

これは、2016年4月1日施行の「障害者差別解消法」にも対応したものである。

障害者差別解消法とは

障がいのある人もない人もすべての国民が共に生きる社会の実現に向けて制定された。障がいを理由とする差別を禁止し、障がいのある方から何らかの配慮を求められた場合には、負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要で合理的な配慮を行うことが求められる。

「COMUOON(コミューン)」は、話し手側の声を変える!

「COMUOON(コミューン)」は、話し手側の声を、難聴者が聞き取りやすい音や声に作り出すことで、コミュニケーションの改善に寄与する。

「COMUOON(コミューン)」を利用することで、中等度難聴者でも補聴器を装用せずに「聴こえ」が改善され、老人性難聴の方にも高い効果が確認されている。

京都銀行の取り組みは

京都銀行は、以前から聴覚に障がいがあるお客様や高齢のお客様に配慮した取り組みを行っている。

「COMUOON(コミューン)」の設置のほかにも、「視覚障がい者対応ATM」の設置、店舗前や店舗内の「点字ブロック」の敷設、「残高通知」「取引明細通知」「満期案内」などを点字で作成し通知する「京銀点字通知 サービス」の実施など、全行を挙げてお客様満足度の向上に取り組んでいる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「京都銀行」プレスリリース
http://www.kyotobank.co.jp/news/

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高野勤一
高野勤一