マネーフォワード「MFクラウド経費(β版)」を提供開始~従来の経費精算・申請業務が10分の1に

2016.01.18
従来の経費精算業務でかかっていた時間を削減

株式会社マネーフォワードは、2016年1月14日より、クラウド型経費精算システム「MFクラウド経費(β版)」の提供を開始した。従来の経費精算業務でかかっていた時間を、10分の1程度に短縮することが見込める。β版期間中は無料で提供される。

従来の経費精算プロセスは

従来の経費精算には、領収書から経費額の手入力、その後印刷をし領収書を貼り付けた上で社内決裁、その後ようやく支払処理というステップを踏んでいる。

そのため作業に多くの人が煩わしさを感じ、ついつい後回しにしてしまう、さらには申請を行わないまま自己負担をする人もいるという。正確な経費の把握にも影響を及ぼしかねない状況である。

3つの特長

この「MFクラウド経費(β版)」は、次の3つの特長をもち、経費を申請する側、経費を精算・管理する側双方の省力化を図り、生産性を向上させるシステムである。

領収書入力の自動化に対応

クレジットカードや電子マネーから自動取得された明細を経費として登録できるため、領収書ごとの手入力が不要となり、入力の省力化が図れる。

領収書の入力には、手動レシート撮影とオペレーター入力撮影の2種類が用意されている。

手動レシート撮影とは、スマホで領収書を撮影し日付や金額を入力し登録する方法である。

オペレーター撮影とは、撮影した領収書の画像データを送信し、オペレーターに宛名や金額等の入力を依頼し登録する方法である。通常24時間程度で入力が完了、メールで通知される。

SuicaやPASMOなど各種交通系ICカードからは、「ICカードリーダー by マネーフォワード」を併用することで、利用明細を簡単に取り込むことができる。

スマホで完結

経費の申請から承認のプロセスまで、すべての経費精算業務をスマホだけで完結させることができる。

ペーパレス化を実現

平成28年税制改正大綱では、今後は撮影した領収書データも証憑として認められるため、原本の保管が不要になる方向だ。スマホで撮影した領収書は、「MFクラウド経費」内の電子データとして保管されるため、ペーパレス化が実現できる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社マネーフォワード プレスリリース
http://corp.moneyforward.com/service/

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高野勤一
高野勤一