従業員4,000人のホテルチェーン、勤怠管理の取り組みに「勤労の獅子」を採用

2023.11.30
健全な労働環境のために

エス・エー・エス株式会社は、同社の勤怠管理システム「勤労の獅子」が東急ホテルズ&リゾーツ株式会社に導入されたと2023年11月29日に発表した。

全従業員のオーバーワークを防止し、健全な労働環境を確立するのが目的だ。

40拠点4,000人の勤怠データを見える化

東急ホテルズ&リゾーツでは、全国に多くのリゾートブランドを展開しており、従業員は一人でさまざまな役割を担い勤務体系やシフトも異なっている。

これまでの勤怠管理はオンプレミスでの専用システムを利用していたが、各拠点での管理となり状況が分からないという課題があった。また、別ホテルへの応援勤務が生じた際の勤怠報告も手作業で行われていたため、管理部門の負担となっていた。

そこで導入コストや運用の負荷などを考慮した結果、「勤労の獅子」を採用。全ホテル・全従業員の勤怠状況がリアルタイムで確認でき、各種集計作業の負担も大幅に軽減された。

管理しやすく、生産性向上にも効果

操作しやすいデザイン性をはじめ、アラート機能の充実により上長や従業員への注意喚起も簡単に行えるようになったこと、確認箇所が明確になり課題も「見える化」できるようになったことなどが報告されている。

また、従業員自らも労働時間を意識して仕事の調整を行うなど、生産性の向上にも寄与する結果となった。

近年の法改正により、企業は労働時間の適正管理と従業員の健康管理が求められている。「勤労の獅子」は「リアルタイムでの勤怠データを確認するシステム」であり、法令遵守にも役立つツールとなっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

エス・エー・エス株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000024439.html

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高野勤一
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