従業員だけでなく、グループ社員も時間指定で入退室可能な顔認証プラットフォーム

2023.07.08
「FreeiD」導入事例

プロパティエージェント株式会社の子会社・DXYZ株式会社は、同社が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を、常石造船株式会社がグループ人事システムに導入したと2023年7月6日に発表した。

顔認証勤怠管理システムとして、常石造船グループの新潟造船株式会社本社に導入し、運用を開始している。

手ぶらで打刻・入退室

「FreeiD」は、多種多様な顔認証エンジンと連携することが可能で、マンション・オフィス・保育園など向けにパッケージ化したサービスを提供する「ソリューション」、ニーズに合わせたサービスを追加できる「カスタム」、顔認証基盤を提供する「プラットフォーム」の3事業で展開。

常石造船ではこれまで、カードリーダーに社員証をかざして出退勤の打刻としていたが、グループ人事システムにFreeiDを導入したことで、顔をかざすだけで出退勤を打刻できるようになった。

グループ会社スタッフの入退室も可能に

また同プラットフォームは、従業員の顔認証だけでなく、グループ会社の従業員も時間指定で入場できるように設定できる。

常石造船でも、グループ会社の従業員が東京事務所を訪れる際にはインターホンを介していたが、FreeiDにより来社予約が可能になり、開場のために担当者をおいて対応する手間がなくなった。また来訪者にとっても、顔認証のみでカードなどの準備も必要ないためスマートに来社できるのが魅力だ。

今後は、社員寮やホテルなどへの導入も検討するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

プロパティエージェント株式会社のプレスリリース
https://www.propertyagent.co.jp/

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高野勤一
高野勤一