ジョブカン勤怠管理、「産後パパ育休」支援のため機能を追加

2022.10.15
法改正に対応するシステム

株式会社DONUTSは、「ジョブカン勤怠管理」において、2022年10月より施行された「産後パパ育休(出生時育児休業)」に対応する機能を実装したと10月12日に発表した。

これまでの育児休業と別枠で管理

「ジョブカン勤怠」は、さまざまな打刻方法ができる勤怠管理システムで、働き方改革関連法にも対応している。今回の改正育児・介護休業法では、「産後パパ育休」と「育児休業の分割取得」が可能になったことから、「産後パパ育休」を設けた。

有給休暇やこれまでの育児休業とは別に取得できるようになっており、取得期間中に就業を行う場合は、日数や勤務時間が規定を超過しないようアラートで知らせる仕組みになっている。

また今後は「ジョブカン給与計算」と連携し、「産後パパ育休」期間中でも労務・経理の手続きを行えるようにする予定だ。

2025年までに男性の育休取得率30%を目指す

厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると、2021年度の男性の育児休業取得は13.97%であり、半数以上が2週間未満の短期となっている。

政府は2025年までに男性の育児休業取得率30%を目指しており、今回の改正法で「産後パパ育休」の申請は休業の2週間前まで、2回分割取得が可能になった。

このような現状を受け同社では、男性の育児休業の取得を推進する企業に対し、システム面でのサポートとして機能を追加した。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社DONUTSのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001090.000004237.html

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高野勤一
高野勤一