日野市がDX化に人事給与システム「COMPANY on LGWAN」を採用

2021.12.03
日野市、法改正の対応でシステム化

株式会社Works Human Intelligenceは、東京都日野市が自治体向けクラウド人事給与システム「COMPANY on LGWAN」を採用したことを2021年11月29日に発表した。「会計年度任用職員制度」に対応している。

人事・勤怠機能がオールインワン

「COMPANY on LGWAN」は、例月給与計算・勤務管理・期末手当計算・任用管理・職員申請など、会計年度任用職員管理に必要な機能を備えたシステムで、通常は半年から1年以上の導入期間が想定される人事給与システムを、3か月程度の短期間で稼働させることが可能だ。

クラウドサービスであることから、サーバーの調整やネットワーク工事なども不要になるため、法改正などによる変更でも「システム改修コスト0」を実現しコストを大幅に削減する。

業務負担が従来の3分の1

日野市では、地方公務員法の改正に伴い、非常勤職員を対象に新たに設けられた「会計年度任用職員制度」に対応するため表計算ソフトを活用したものの、業務負荷を理由にシステム化を検討。「COMPANY on LGWAN」を採用することになった。

これにより、約1,200名の勤怠管理・給与計算における業務負荷が、紙や表計算と比較して約3分の1にまで軽減されたほか、表計算ソフトの管理による担当者の属人化・ブラックボックス化といった課題を解消することになる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社Works Human Intelligenceのプレスリリース
https://www.works-hi.co.jp/news

Works Human Intelligenceのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000049399.html

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高野勤一
高野勤一