テレワークの切り分けをAIが解析。アデコ、「AI Work Analyze」販売開始

2020.04.23
切り替え可能な業務をAIが解析

アデコ株式会社は、2020年4月20日、業務調査アプリケーション『AI Work Analyze』の販売を開始した。

同社は、アデコグループの日本法人として総合人事・人財サービスを展開している企業。『AI Work Analyze』は、自動化・テレワークへの切り替え可能な業務をAIが解析するアプリケーションであり、業務状況の把握にも活用できるものとなっている。

社員一人ひとりの勤務実態を「見える化」

昨今、組織内の生産性やサービス品質の向上に向けて、多くの企業が取り組みを行っている。しかし、これらの取り組みにおいてはまず、業務内容の分類・分析が必要となる。この分類・分析そのものが多大な時間を要するため、業務負荷の増大という課題を生んでいた。

『AI Work Analyze』は、こうした課題をAIにより解決するアプリケーション。同アプリケーションでは、社員一人ひとりの勤務実態を「見える化」すると共に、セキュリティリスクやIT資産、また業務内容そのものの「見える化」も可能。自動化やテレワークへの切り替えが可能な業務かどうかの判断を、支援するものとなっている。

業務状況を把握するツールとしても活用可能

『AI Work Analyze』はまた、従業員の業務状況を把握するツールとしても活用が可能。新型コロナウィルスの感染拡大により、多くの企業がテレワークを導入している現状では、有用なツールになるとアデコは自負している。

同社は今後も、人財サービス企業である特性を生かしたツール・サービスを提供し、企業の生産性向上に寄与するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

業務調査アプリケーション『AI Work Analyze』をリリース – アデコ株式会社
https://www.adeccogroup.jp/pressroom/2020/0420

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kakimoto