エムティック、外国人雇用主向けの同時通訳サービスを春にリリース

2020.02.04
『外人バンク』を運営するエムティック

株式会社エムティックは、2020年1月28日、外国人雇用主を対象とする同時通訳サービスを、同年春にリリースすると発表した。

同社は、在留外国人に特化した人材派遣・職業紹介サービス『外人バンク』を運営する企業。同時通訳サービスは、自動翻訳アプリ『Connectee』上で提供される予定となっている。

「隣に通訳者がいる体験」を実現

近年の日本では、労働者不足が急激に進み、この不足をカバーすべく外国人スタッフの雇用が拡大している。こうした動きの中で、外国人スタッフにおける日本語レベルの多様化も進行。中国・韓国の留学生が多かった一昔前と比べると、ミスコミュニケーションが頻発といった課題も目立つようになった。

日本語レベルの課題解決には、翻訳人材の雇用や翻訳機械の使用といった手段が執られている。しかし、人材雇用には人件費が必要となり、翻訳機械はスムーズな会話が困難という問題点がある。そこでエムティックは、「隣に通訳者がいる体験」を実現する同時通訳サービスを開発・リリースするに至った。

ミスコミュニケーションを解消

エムティックの同時通訳サービスでは、話し終えた会話がすぐ通訳され、話し手は次の会話を開始することができる。研修・電話・面接・顧客対応といった現場において、外国人スタッフと雇用主のミスコミュニケーションを解消する強力な機能になるという。

同社はこのサービスにより、外国人と日本人との間に生じる不信感を解消し、早期離職に繋がる悪循環も防ぐとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

外国人雇用主待望の待たせない同時通訳サービスを提供予定 – 株式会社エムティック
https://www.mtic.co.jp/mticnews/connecteetalk

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kakimoto