領収書をスマホ写真で一発デジタル化。コンカー、新機能「ExpenseIt」リリース

2019.12.16
撮影データを『Concur Expense』へ自動入力

株式会社コンカーは、2019年12月13日、同社の経費精算・管理クラウド『Concur Expense』において新機能『ExpenseIt』をリリースしたと発表した。

『ExpenseIt』は、領収書をスマートフォンで撮影するとデータが『Concur Expense』へ自動入力されるという機能。リリースは、『SAP Concur』のモバイルアプリへ同機能を搭載する形で行われている。

経費の使用状況を「見える化」

コンカーは、出張・経費管理クラウドを展開するSAP Concur社の日本法人。企業における間接費管理の高度化および従業員の「働き方改革」を推進すべく、請求書管理の『Concur Invoice』や出張管理『Concur Travel』、そして『Concur Expense』といったクラウドサービス群を提供している。

『Concur Expense』は、従来は紙の領収書で行われていた経費精算をデジタル化することで、「面倒でない経費精算」を実現するクラウドサービス。経費の使用状況を「見える化」することで、不正の余地をなくし、経費の適正化にも貢献している。

手入力による修正内容もAIは学習

『ExpenseIt』は、スマートフォンで撮影された領収書の情報をOCRで読み取り、『Concur Expense』に自動で取り込むというもの。OCRにはAIが導入されており、支払先名・経費タイプ・金額・通貨・日付の自動判別が可能。また、手入力による修正内容もAIは学習するため、利用を重ねるほどOCRの自動読み取り能力は向上するという。

コンカーは今後も、間接業務のデジタル化を推進することで、日本企業の競争力強化に貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

モバイルアプリの新機能「ExpenseIt」 をリリース – 株式会社コンカー
https://www.concur.co.jp/

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