ベネフィットワン・ヘルスケアと帝人、提携して「スリープチェック」提供開始

2019.04.17
ストレスチェック利用者に対して提供

株式会社ベネフィットワン・ヘルスケアは、2019年4月15日、同社が契約している企業のストレスチェック利用者に対して、帝人株式会社の睡眠チェックサービス『スリープチェック』の提供を開始すると発表した。

同サービスの提供開始にあたり、両社は業務提携を行っている。

睡眠力向上のためのアドバイス

厚生労働省の「国民健康・栄養調査(平成29年)」によると、「ここ1ヶ月間、睡眠で休養が十分にとれていない」という人の割合は、20.2%に達するという。企業にとっては、不眠や睡眠障害がおよぼす労働生産性の低下や労働災害といったリスクが、高まっていることになる。

こうした状況へ対応すべく、『スリープチェック』の提供は開始された。同サービスは、帝人グループの『SleepStyles 睡眠力向上プログラム』をカスタマイズしたもの。5分程度のアンケートの結果から、従業員それぞれの睡眠タイプを分析し、各タイプに応じた睡眠力向上のためのアドバイスをフィードバックするものとなっている。

ストレスと関係の深い睡眠の改善を図る

『スリープチェック』導入企業には、従業員の睡眠状況を把握できる企業向けレポートやオンライン学習コンテンツが、オプションとして提供される。また、睡眠に関するセミナーなども開催し、ストレスと最も関係の深い睡眠の改善を図ることで、高ストレス者の低減を目指すとしている。

両社は今後、ストレスや睡眠に関わるリスクの改善をサポートし、企業の健康経営ならびに医療費の適正化に寄与するとしている。

(画像はベネフィットワン・ヘルスケアより)

▼外部リンク

ストレスチェック利用者に睡眠チェックサービス『スリープチェック』を提供 – 株式会社ベネフィットワン・ヘルスケア
https://www.bohc.co.jp/news/20190415.html

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