顔がわかる「名簿」を作成。人事労務ソフト「SmartHR」、「カスタム社員名簿」機能公開

2019.04.11
必要な社員情報を抽出した名簿を作成

株式会社SmartHRは、2019年4月10日、同社のクラウド人事労務ソフト『SmartHR』において「カスタム社員名簿」機能を公開したと発表した。

『SmartHR』は、入社手続き・雇用契約・年末調整などあらゆる労務手続きのペーパーレス化を実現するソフト。「カスタム社員名簿」機能は、必要な社員情報を抽出した名簿の作成と、その公開範囲を全社員や特定の部門など柔軟に設定できるものとなっている。

表示したい社員情報の項目にチェックするだけ

昨今、企業では「働き方改革」を推進すべく、多様な「働き方」を実現するための制度づくりや、戦略的な人材活用が進められている。しかしその一方で、活用で必要となる社員情報が分散していたり、データが不揃いで管理が煩雑であったりと、人事データベースの運用が課題化している場合も少なくない。こうした状況へ対応すべく、『SmartHR』の「カスタム社員名簿」機能は公開された。

同機能は、「必要なとき」に「必要な人」が「必要な情報」だけ閲覧できる名簿を、容易に作成できるというもの。入社手続きの際に必要な社員情報が収集されている『SmartHR』から、表示したい社員情報の項目にチェックするだけで、名簿が作ることができる。新たに人事データベースを構築したり、社員情報を入力したりする必要はない。

様々な用途で活用されることを期待

「カスタム社員名簿」機能は、「社員同士が顔や名前、職種を検索できるデータベースがほしい」「人事異動や登用の意思決定に活用したい」といった、人事担当以外の部署におけるニーズにも対応する。業務やシーンにあわせた様々な用途で活用されることを、SmartHRは期待しているという。

同社は今後も機能開発を行い、2019年夏には『SmartHR』において「分析レポート」機能を公開する予定。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

SmartHRが労務管理から人材管理の領域まで拡大。「カスタム社員名簿」を公開 – 株式会社SmartHR
https://smarthr.co.jp/news/press/20384

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