HRTechのモニカ、組織課題の視覚化・変革支援パッケージ「Thomas」提供へ

2019.01.09
「何をどう話したらいいのか」もわかる

モニカ株式会社は、2019年1月7日、組織課題の視覚化・変革支援パッケージ『Thomas(トーマス)』を提供すると発表した。

モニカは、組織開発への情報技術活用を目指すHRTechベンチャー企業。『Thomas』は、組織が抱える複雑な人事課題をデータ分析で視覚化し、現場ごとの優先課題にあわせて「何をどう話したらいいのか」もわかるものとなっている。

「結果をどう使えばいいのかわからない」を解消

メンタルヘルスケアや従業員満足度など、定量的な分析を行う手法やサービスはこれまでにも存在した。しかし、その後に実施すべき具体的な施策までを結びつけてサポートできる単独サービスはないことに、モニカは着目。『Thomas』の開発に至ったという。

『Thomas』は、現場ごとの優先課題を部署や職種ごとに視覚化する組織評価ツール『Thomasサーベイ』と、組織での経験学習を促す組織開発ツール『リフレクションカードPRO』により構成されるパッケージ。評価と施策を強く結びつけることで、「調査はしているが、結果をどう使えばいいのかわからない」といった課題の解消をサポートするとしている。

実際の変革までサポートする総合支援ツール

人事部門や経営部門にとって組織内の多様な課題の把握は、簡単ではない。評価ツールを導入しても活用できず、結局は施策が現場任せとなり感覚的な判断に頼ってしまう場合も多い。モニカは『Thomas』を、見当をつける所から実際の変革までサポートする総合支援ツールとして、提供するとしている。

なお『Thomas』の提供は、同社および提携パートナーを通じて2月1日より順次開始される予定となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

組織評価・変革支援の総合パッケージ「Thomas」を発表 – モニカ株式会社
https://www.monica.team/news/2019/010701

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