入力の手間を大幅削減。経費精算サービス「Staple」、AIを活用したOCRを搭載

2018.11.25
90%以上の領収書読み取り精度を実現

クラウドキャスト株式会社は、2018年11月21日、同社の経費精算サービス『Staple』にAIを活用したOCRを搭載すると発表した。

このOCRは、90%以上の領収書読み取り精度を実現するというもの。経費申請の入力の手間を大幅に削減し、経費精算業務の効率化を促進すると、同社は自負している。

経費精算の手間を1/10にまで削減

『Staple』は、「非効率の塊」ともいえる経費精算の業務効率化や生産性向上を促進するサービス。スマートフォンや交通系ICカードを使った従業員の経費申請と、上長の承認から経理部門の事務処理までをクラウドで一元管理することで、経費精算の手間を1/10にまで削減する。2017年には『グッドデザイン賞』も受賞した。

今回の『Staple』へのOCR搭載は、株式会社エムティーアイとAutomagi株式会社が共同開発したAIを活用したレシート/領収書読み取りサービスと、『Staple』がAPI連携を行うことで実現したもの。スマートフォンで撮影したレシート/領収書の画像を『Staple』へアップロードすると、精算時に必要な店舗名・日付・金額を読み取り、すぐ『Staple』へ反映することが可能となっている。

書式が異なるレシート/領収書でも識別が可能

OCRに活用されるAIは、クラウドキャストが保有する10万件以上のレシート/領収書の情報を学習済みデータとして活用する。読み取りのみならず記述内容の総合判断も行い、書式が異なるレシート/領収書でも識別が可能だという。

クラウドキャストは今後も、「従業員とのお金のやり取りをシンプルに」をコンセプトとして、中小企業における業務効率化やキャッシュレス化を推進するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Staple – クラウドキャスト株式会社
https://staple.jp/

クラウドキャスト、AIを活用したOCRをStapleへ搭載 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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kakimoto