勤怠・交通費精算システム「kincone」、勤務間インターバルに対応した機能を追加

2018.11.21
2019年4月に施行される働き方関連法に対応

株式会社ソウルウェアは、2018年11月19日、同社が提供している勤怠・交通費精算クラウドシステム『kincone』に、勤務間インターバル制度に対応した機能を追加したと発表した。

『kincone』は、ICカードを使って勤怠管理と同時に交通費精算も行えるクラウドサービス。今回の機能追加は、2019年4月に施行される働き方関連法に対応すべく行われている。

一定時間の休息を確保することが義務化

勤務間インターバルは、勤務終了後に一定時間以上の「休息時間」を設けることで、労働者の生活時間や睡眠時間を確保するもの。

2019年4月1日施行の「働き方改革関連法」に基づき改正された「労働時間等設定改善法」では、この勤務間インターバルが事業主の努力義務として規定された。前日の終業時刻から翌日の始業時刻の間に一定時間の休息を確保することが、必要となる。

ソウルウェアはもまた、十分な休息休息期間を設けることは従業員の健康維持管理に役立ち、生産性の向上にも寄与すると判断。今回の『kincone』の機能追加に至ったという。

就業形態ごとに別の設定を行うことも可能

『kincone』の勤務間インターバル制度に対応した機能では、設定されたインターバル時間(休息期間)を取らずに就業した場合、従業員本人や管理者に通知を行う。また、従業員が安心して休息期間を確保するための取り組み支援として、労働時間の補填や遅刻判定から除外する機能も提供される。

同機能の設定は、就業形態ごとに別の設定を行うことができる。従業員のワークスタイルに合わせて設定することが可能だという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

勤怠管理・交通費精算クラウド“kincone”に働き方改革向け機能追加 – 株式会社ソウルウェア
https://soulware.jp/

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