クラウド人事労務ソフト「SmartHR」、プラットフォーム化構想を発表

2018.09.15
『SmartHR Next 2018』において代表が発表

株式会社SmartHRは、2018年9月13日、クラウド人事労務ソフト『SmartHR』のプラットフォーム化構想をイベント『SmartHR Next 2018』において発表したことを明らかにした。

『SmartHR Next 2018』は、本年9月11日に開催されたイベント。SmartHR代表・宮田昇始氏が登壇した特別セッションにおいて、プラットフォーム化構想は発表されている。

外部連携強化と、『SmartHR Plus』によるプラットフォーム化

『SmartHR』は、社会保険や労働保険の手続きの自動化を目指す、クラウド人事労務ソフト。総務省が提供しているe-GovAPIと連携することにより、同ソフトはWeb上での役所への申請を実現。煩雑で時間のかかる労務手続き・労務管理から、経営者や人事担当者を解放している。

『SmartHR Next 2018』において宮田氏は、2015年に『SmartHR』の提供を開始してからの成長の軌跡や、解決してきた人事労務の課題を講演。そして、同ソフトのさらなる外部連携の強化と、アプリケーションストア『SmartHR Plus』によるプラットフォーム化を実現することを発表した。

「意味のある人事データ」の収集・蓄積が実現

『SmartHR』のプラットフォーム化が実現すると、これまで分散されていた人事データは同ソフトに集約されるようになる。『SmartHR』の人事データと、採用管理・評価システム・エンゲージメントサーベイなどのデータを連携させることで、最適な採用判断や人材配置を実現する「意味のある人事データ」の収集・蓄積が実現すると、宮田氏は語った。

SmartHRは今後、経営者や人事担当者が全ての時間を価値ある仕事に集中できるよう、『SmartHR』のプラットフォーム化を推進するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「SmartHR Next 2018」を開催。SmartHRのプラットフォーム化構想を発表 – 株式会社SmartHR
https://smarthr.co.jp/news/press/19965

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