効率化で「働き方改革」推進。画像比較差分システム『MIIDEL ver.3』、新機能追加
2018.07.16
株式会社TRIARTは、2018年7月10日、画像比較差分システム『MIIDEL ver.3』に新しい機能を追加した上で提供を開始した。
『MIIDEL ver.3』は、書類・図面・写真など異なる二つの画像データを比較して違いを強調表示することにより、契約や工程などにおける変更点の見逃しミスを防止するシステム。「働き方改革」の業務効率推進システムである。
『MIIDEL ver.3』は、独自の特徴点認識技術を用いることで、異なる用紙サイズの書類や、デジタルカメラやスキャナ取得でゆがんだ画像を補正・比較する自動補正機能を持つ。
こうした特徴により、これまで製造業を中心として高い評価を獲得。2016年4月の発売後、既に400社以上の企業に導入されているという。
今回のアップデートでは、この自動補正機能に新機能を搭載。書類の特徴点を指定することで、ユーザーの意図にあわせた合成を行い、補完関係にある二つの書類を組み合わせて確認することが可能となった。二つの異なる書類を正確に合成し、これまで気づかなかった新しい発見を補助するとしている。
今回『MIIDEL ver.3』に搭載された新機能は、九州工業大学においてシェイクスピアの書誌データを比較し、印刷過程における差異特定の効率化を実現した。同大・長瀬真理子准教授の協力を受け実現したこの成果では、照合率が向上したことで、文書の細やかな差異の識別・比較を可能にしている。
TRIARTは今後も、「働き方改革」の業務効率推進システムとして『MIIDEL ver.3』の新サービスおよび機能の拡充に努めるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
補完関係にある書類合成によるミス発見を支援 – 株式会社TRIART
https://triart.co.jp/pdf/press20180711_miidel.pdf
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