従業員のコンディションを可視化するツール「コンケア」、販売開始へ

2018.07.09
従業員一人一人のコンディションを記録

株式会社JTBベネフィットは、2018年7月9日、従業員一人一人のコンディションを記録できるマネジメントツール『コンケア』の販売を開始する。

同社は、JTBグループで会員制福利厚生サービスを提供している企業。『コンケア』は、東京メンタルヘルス株式会社との提携により提供が行われる。

コンディション傾向から変化が出た時は、メール

メンタル不調などによる休職・離職を減らすことは、昨今の企業の人事・総務部門において、重要な課題のひとつとなっている。人事・総務系のソリューション提供会社であるJTBベネフィットは、この課題を解決すべく『コンケア』の販売開始を決定した。

『コンケア』は、従業員一人一人のコンディション変化を可視化するツール。出退勤時に従業員が「その日の気分」に応じたマークを選んで押すだけで、日々の気分が記録され、蓄積される。コンディション傾向から変化が出た時は、登録者へメールが届く。また当該従業員は、臨床心理士や産業カウンセラーなどへの無料相談が可能だという。

人事・総務系の課題解決に向けた展開を行う

『コンケア』は、既に60社を超える企業が導入、1万人以上が利用しているという。効果としては、従業員満足度や定着率の向上、医療費・傷病手当金の削減や労災の予防、過重労働予防、ハラスメント予防、そしてモチベーション低下の予防などが、報告されている。

JTBベネフィットは今後、同社が展開している福利厚生サービスやセミナーなどとも組み合わせた『コンケア』導入を促進し、人事・総務系の課題解決に向けた展開を行うとしている。

(画像はJTBベネフィットの公式ホームページより)

▼外部リンク

従業員のコンディション変化を「見える化」する、コンケアとは – 株式会社JTBベネフィット
http://company.jtb-benefit.co.jp/concare

従業員のコンディション変化に気づきやすくするためのツール「コンケア」の取り扱いを開始 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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