顔認証で勤怠管理ができるスマホアプリ「飲食店タイムカード」リリース

2018.06.28
『スペイシーパス』を飲食店向けに応用

株式会社シンクロ・フードは、2018年6月26日、顔認証で勤怠管理ができるスマートフォンアプリ『飲食店タイムカード』をリリースした。

同アプリは、従業員ごとにアカウントを作成して顔写真を登録するだけで、顔認証による出退勤の打刻が可能になるというもの。株式会社スペイシーの顔認証システム『スペイシーパス』を、飲食店向けに応用する形で開発されている。

管理者のデータ入力工数削減にも貢献

シンクロ・フードは、「食の世界を繋ぎ、食の未来をつくる」をミッションとして掲げる企業。飲食業界専門の求人サイト『求人@飲食店.COM』の運営なども手がけている。食に関わるあらゆる「ヒト・モノ・コト」を繋ぐことで、食に関わる人々が喜びと幸せを感じる未来を創り出していきたいと、同社は考えているという。

今回リリースされた『飲食店タイムカード』は、スマートフォンを置くだけで顔認証による出退勤の打刻が行われ、専用端末は不要というもの。記録データはCSV形式でダウンロードすることができ、既存の勤怠管理システムへアップロードするだけで出退勤情報の記録も可能。管理者のデータ入力工数削減にも貢献するとしている。

人材育成や人材の定着化に繋がるサービスも

飲食業界では、未だ紙による勤怠管理が主流であり、基幹システムへの手作業による入力ミスや、属人的な作業による業務効率の低さが課題となっている。また、勤怠を管理する仕組みそのものが導入されていない飲食店も少なくない。

『飲食店タイムカード』は、こうした環境において管理者の業務効率化を実現すると、シンクロ・フードは自負している。同社は今後、同アプリの機能拡充に加えて、人材育成や人材の定着化に繋がるサービスの展開についても検討していくという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

顔認証で勤怠管理ができる「飲食店タイムカード」スマホアプリ提供開始のお知らせ – 株式会社シンクロ・フード
http://www.synchro-food.co.jp/news/press/2577

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