「こころ」を可視化し、内定辞退回避と定着率向上を実現。「こころミル」リリース

2018.06.16
テガラミルとEmotion Techが共同で開発

株式会社テガラミルと株式会社Emotion Techは、2018年6月13日、内定辞退の回避および新入社員の定着率向上へとつなげるサービス『こころミル』をリリースした。

テガラミルは、従業員定着支援および人事コンサルティングサービスを提供している企業。Emotion Techは、従業員のエンゲージメントを調査し分析するクラウド『Employee Tech』の運営を手がける企業。『こころミル』は、両社が共同で開発を行っている。

各個人の「こころ」のデータを可視化

近年、労働人口の減少に伴って採用の難易度が高まり、人材確保は多くの企業にとって最優先課題となっている。しかしその一方で、販売サービス業などの「ホスピタリティー産業」においては離職率が上昇。教育・学習業では47.3%、娯楽業で47.9%、宿泊・飲食業では実に50.5%の新卒入社者が、3年間で離職をしているという。

こうした状況を受けて人材系企業の多くは、採用力強化と人員確保のためのサービスを開発している。しかし、内定者の辞退や新入社員の定着率向上を目的としたサービスがないことに両社は着目。内定期間中に得られる各個人の「こころ」のデータを可視化し、人事から配属先へスムーズな受け渡しを実現するサービスとして、『こころミル』を開発した。

長期就業によるスキル向上を実現

『こころミル』は、これまで構造化が困難であった従業員の日常コンディションと企業への就業意識の因果関係を解明し、内定辞退抑制施策・従業員の定着施策・モチベーション施策の源泉獲得を実現する。具体的には、「内定者辞退の防止」「内定者の配属先適正化」「各事業部における新入社員受け入れの円滑化」「配属後定着率の向上」を可能にするという。

両社は『こころミル』により、最適な人員数確保や長期就業によるスキル向上を実現し、ひいては企業業績向上へとつなげるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

内定辞退を防ぎ、新入社員の定着率向上へとつなげるサービス 「こころミル」をリリース – 株式会社テガラミル
https://tegaramill.co.jp/press-release0613/

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