介護業界特化型のダイレクトリクルーティング「ケアスタイル」β版、提供開始

2018.06.01
面談同意時および内定同意時のみ課金

インフォコム株式会社は、2018年5月28日、介護業界特化型のダイレクトリクルーティングプラットフォーム『ケアスタイル』β版のサービス提供を開始した。

『ケアスタイル』は、エージェントを介さずに面談同意時および内定同意時のみ課金されるシステム。採用コストの削減を実現するという。

人手不足が深刻な問題となっている介護職

介護職は、人手不足が深刻な問題となっており、2025年度には約38万人不足するという予測も存在する。介護業界は離職率も特に高く、中でも業界外への転職者が毎年約13万人にも及ぶ。離職の原因としては、「人間関係」「理念や運営方針との相違」が他産業より高い比率を占めており、大きな課題となっていた。インフォコムの『ケアスタイル』は、こうした状況へ対応すべく、提供が開始されている。

『ケアスタイル』において企業は、求人票では伝えきれない特徴を、ダイレクトに転職希望者へ訴求することができる。また、メッセンジャー機能でのコミュニケーションを通じた、事前のマッチ度確認も可能。入職後の早期離職率低下を図ることができるという。

9月30日まで全額無料でβ版を運用

『ケアスタイル』において企業は、データベースより候補者を絞り込んだ上で、メッセージを送信する。求職者との間で、働く環境を確認するなどのコミュニケーションをメッセンジャー上で実施し、「面談招待」「日程調整」機能で面談の日程も決定。メッセンジャーの機能により、内定通知の送信も可能となっている。

インフォコムは、本年9月30日まで全額無料で『ケアスタイル』β版の運用を行い、β版の実証結果を踏まえて提供価格を決定するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

介護職特化のダイレクトリクルーティングプラットフォーム開始 – インフォコム株式会社
https://www.infocom.co.jp/info/press/2018/p18052801.html

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石藤明人
石藤明人