年末調整の残業から人事部を解放。ラクラス、「年末調整支援システム」を開発
2018.02.22
照合する工数を60%削減
ラクラス株式会社は、2018年2月19日、年末調整における工数を削減する「年末調整支援システム」を開発したと発表した。
同システムは、年末調整の申告データと控除証明書とを照合する工数を60%削減。年末の残業から人事部を解放する。
並んで表示される申告データと照合すれば、作業は完了
「年末調整の申告データを社員がウェブから入力する」というサービスは、既に市場に出回っている。しかし、社員が入力した申告データが控除証明書の記載内容と合致しているかを照合する作業は、給与の専門知識を持った人材が多大な時間をかけて行う手作業となっていた。
ラクラスの「年末調整支援システム」では、控除証明書を発行した保険会社を自動判別し、照合すべき項目を枠で囲った画像データとしてディスプレイに表示。並んで表示される申告データと照合すれば、作業は完了となる。枠で囲われた項目を照合するだけであるため、未経験者での担当が可能となった。
2018年の年末調整に合わせて提供する予定
ラクラスは、この「年末調整支援システム」を用いて、2017年末に5万人分の照合作業を実施。結果、従来の手作業に比べて工数は60%削減されたという。
同社は、同システムを用いた年末調整アウトソーシングサービスを、2018年の年末調整に合わせて提供する予定。また、処理量の多い大企業および給与アウトソーサに対しては、同システムをクラウドサービスとして提供することも予定しているという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
年末調整のチェック工数を60%削減、年末の残業から人事部を解放します – ラクラス株式会社
http://www.lacras.co.jp/news/760
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