腰痛対策アプリ「ポケットセラピスト」、社員1人19200円/月の生産性向上を実現

2018.01.24
日本ユニシスがトライアル導入

株式会社バックテックは、2018年1月22日、日本ユニシス株式会社への健康経営支援を行い、社員1人あたり19200円/月の生産性向上を実現したと発表した。

バックテックは、企業の生産性向上を目的とした腰痛対策アプリ『ポケットセラピスト』を運営する企業。日本ユニシスへの健康経営支援においても『ポケットセラピスト』のトライアル導入が行われ、労働生産性の向上などの効果が見られたという。

生産性低下要因の第1位は、身体の痛み

近年、健康経営の観点から労働生産性低下(プレゼンティーイズム)が着目されており、その低下要因の第1位は腰痛をはじめとする身体の痛みであることが明らかにされている。このような背景から、平成29年度の『健康経営度調査』の項目にも「肩こり・腰痛に伴う生産性低下」の内容が追加された。

健康経営の一環として企業が腰痛対策に取り組む意義は、高まっている。腰痛対策アプリ『ポケットセラピスト』はこうした状況を受けて、開発された。京都大学大学院医学研究科発という同アプリでは、腰痛タイプ判定アルゴリズムを元にして、最適な対策提案を行う。また、国家資格を保有する専門家とのチャット相談を通して、二人三脚で課題の解決を目指すとしている。

ストレス状態の低下などの効果も

今回『ポケットセラピスト』が導入された日本ユニシスは、クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネスなどを手がける企業。同アプリのトライアル導入により同社では、社員1人あたりの生産性向上が向上。その効果を金額へ換算すると、19200円/月に達したという。また、腰痛の軽減・ストレス状態の低下・睡眠の質の向上・飲酒習慣の改善・運動習慣といった効果も得られたとしている。

バックテックは今後も、「全人類が生き生きと暮らし、社会に貢献できる世界をつくる」という理念の元、コラボヘルスの支援事業を展開するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

健康経営優良法人2017の日本ユニシスにポケットセラピストをトライアル導入 – 株式会社バックテック
https://www.backtech.co.jp/

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石藤明人
石藤明人