KPMGコンサルティング、AIを活用した人事業務の高度化支援サービスを提供開始

2017.12.17
2017年11月より提供を開始

KPMGコンサルティング株式会社は、12月11日、AIを活用した人事業務の高度化支援サービスの提供を開始したことを明らかにした。

同社は、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、「事業変革」「テクノロジー」「リスク&コンプライアンス」の3分野にてサービスを提供する企業。人事業務の高度化支援サービスは、2017年11月より提供を開始しているという。

社員の特徴に着目し、最適な配属をマッチング

近年、デジタル・ディスラプション(デジタル時代の創造的破壊)が業界・業種を問わず急速に現実のものとなり、企業を大きく変化させている。特に人事業務や財務会計業務など内部事務業務は、その傾向が強い。作業効率の向上や、品質向上を競争力向上に結びつけるための不断の取り組みが、多くの企業で実施されている。

しかしこうした取り組みは、大きな効果の創出に至っていないケースが散見されると、KPMGコンサルティングは考える。そして、こうした状況の背景には、根本的に人材の可能性・能力を最大限に引き出す取り組みがなされていないためであるとする。

社員1人1人の特徴に着目して仕事と突合することで、最適な配属のマッチングを行い、企業による生産性向上ならびに働く喜びの追求が実現できると同社は考え、人事業務の高度化支援サービスの提供を開始したという。

将来的には8割超の業務効率化が可能に

人事業務は従来、限られた要員配属担当者が手作業で配属先検討を行っていた。KPMGコンサルティングのサービスで3は、この課題の解決に、自然言語処理技術を実装した人工知能を活用。試算の上では、次年度以降で4割程度、将来的には8割超の業務効率化が可能になるという。

同社は今後も、幅広いコンサルティングサービスを提供していくとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

AIを活用した人事業務の高度化支援サービスの提供を開始 – KPMGコンサルティング株式会社
https://home.kpmg.com/

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