人材情報の蓄積・再活用を支援。サイレコ、退職者情報管理が2018年より無償化

2017.12.10
会社の財産として管理・蓄積・再活用

株式会社アクティブ アンド カンパニーは、12月7日、同社が提供しているHRオートメーションシステム『サイレコ』について、2018年1月より料金改定を行うと発表した。

この料金改定では、従来は課金対象となっていた退職者情報の管理が、無償化される。人事・人材に関する情報を、会社の財産として管理・蓄積・再活用することを支援するという。

「振り返り」が可能な企業は殆ど存在しない

従来の人事管理システムは、在籍中の人材情報のみについて管理・蓄積することが、一般的となっている。そのため、過去に活躍した人材における採用・育成・配置などの成功モデルや、業績が良かった頃の組織やチームを詳細に振り返ることが、難しい。それらの成長の軌跡を追うためには、相当の労力をかける必要があった。

将来の組織・人事戦略を立案・実行するには、過去の組織構成や人事施策を振り返り、具体的な組織・人事の成功例をもとに考えることが重要となる。しかし、現状における大半の人事管理システムではそれが困難であり、ゆえにこうした「振り返り」が可能な企業は殆ど存在しないと、アクティブ アンド カンパニーは判断。『サイレコ』の退職者情報管理における費用無償化は、こうした判断から決定したという。

組織・人事戦略の立案・実行を支援

料金改定後の『サイレコ』は、在籍中の従業員情報のみならず、退職者情報の管理・蓄積も促進する。組織・人事領域における過去と現在の比較を容易にし、クライアント企業各社の具体的な組織・人事戦略の立案・実行を支援するとしている。

アクティブ アンド カンパニーは今後も『サイレコ』によって、業務の円滑化を実現すると共に、人事部門をオペレーション部門から戦略部門へシフトチェンジさせるとしている。

(画像はアクティブ アンド カンパニーの公式ホームページより)

▼外部リンク

「サイレコ」退職者情報の保管の無償化により、過去情報を蓄積・有効活用 – 株式会社アクティブ アンド カンパニー
http://www.aand.co.jp/newsrelease/pdf/20171207_01.pdf

記事をシェアする

kakimoto