「機微」も理解。人工知能「KIBIT」を活用した人事の課題解決支援サービス、登場
2017.11.29
株式会社FRONTEOコミュニケーションズとインフォテクノスコンサルティング株式会社は、11月27日、人工知能『KIBIT』を用いた人事の課題解決支援サービスを共同開発したと発表した。
『KIBIT』は、FRONTEOコミュニケーションズの親会社である株式会社FRONTEOが独自開発した人工知能エンジン。今回開発されたサービスは、優秀な人材の発掘といった人事データについて戦略的な活用を促進するものだという。
今回開発された人事の課題解決支援サービスでは、インフォテクノスコンサルティングの人事マネジメント支援ツール『Rosic人材マネジメントシステム』と『KIBIT』が組み合わされる。『Rosic』で管理されているテキストデータを『KIBIT』で解析し、その結果を『Rosic』にあるその他の定量情報を組み合わせて活用することで、人事領域の重要課題解決を支援するという。
『Rosic』は、人事の業務をサポートし業務の質を上げるためのシステムとして、2003年に発売が開始されたツール。発売開始以来、企業人事に求められるシステムのあり方や機能を精査し、拡張開発を続けている。『KIBIT』は、人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせた、「人間の機微を理解する人工知能」。テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことが可能となっている。
今回開発されたサービスでは、従来の定量データ(数値データ)に加え、人事評価に関する定性データ(テキストデータ)の解析が可能となる。優秀な人材の発掘や退職予兆の検知、また各組織の状態の可視化なども可能にするという。
インフォテクノスコンサルティングとFRONTEOコミュニケーションズは今後も、人事がビジネスに貢献していくための新たなサービス開発・提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
人工知能KIBITを用いた 人事の課題解決支援サービスを共同開発 – 株式会社FRONTEOコミュニケーションズ
https://www.fronteo-cc.com/press-20171127/
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