待機児童問題解消のために。保育士の「働き方改革」を支援する「ぎゅっとなび」

2017.11.18
教育保育支援・書類作成整理システム『ぎゅっとなび』

キヤノンシステムアンドサポート株式会社は、11月20日、教育保育支援・書類作成整理システム『ぎゅっとなび』の提供を開始する。

同社は、キヤノンマーケティングジャパングループの企業。『ぎゅっとなび』は、IT活用により保育士の「働き方改革」を支援する新サービスとして提供される。

本来業務の「こどもと接する」時間を確保

女性の社会進出により、幼稚園・保育園・認定こども園の需要は高まる一方となっている。しかし、業務過多などの理由から保育士の早期離職の傾向は顕著であり、多くの自治体において待機児童の問題は解消されていない。保育士の業務負荷を軽減する「働き方改革」の推進が、急務とされている。

『ぎゅっとなび』は、こうした課題を解決すべく提供されるシステム。同システムは、指導計画や保護者との連絡帳といった書類の作成や、「おたより」をはじめとする大量の書類整理など、保育士が抱える業務を軽減。事務業務を効率化することで、本来の業務である「こどもと接する」時間を確保するとしている。

『コミュニケーション&なび』の新サービスとして提供

『ぎゅっとなび』は、園業務のIT化を支援する株式会社テクノクラフトのクラウドサービス『コミュニケーション&なび』の新サービスとして提供される。『コミュニケーション&なび』は、現在では約150施設に導入されており、「出欠申請なび」「バスなび」「登降園&あずかり精算なび」など多数のサービスを提供している。

キヤノンシステムアンドサポートは、2018年12月末までに100施設への『ぎゅっとなび』導入を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ITで保育士の働き方改革を支援する「ぎゅっとなび」を提供開始 – キヤノンシステムアンドサポート株式会社
http://www.canon-sas.co.jp/information/2017/20171115.html

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