SNS型クラウド日報サービス「nanoty」、「スケジュール」「残業管理」機能を追加

2017.11.14
就労実態に基づいた人材育成を可能に

株式会社サンロフトは、11月9日、同社が提供している社内SNS型クラウド日報サービス『nanoty』に、「スケジュール」および「残業管理」機能を追加したと発表した。

同社は、Webサイト制作やシステム開発によって、中小企業のIT活用をサポートしている企業。今回『nanoty』へ追加された機能は、管理職が部下の勤務状況を数値で把握し、就労実態に基づいた人材育成やマネジメントの実施を可能にするというもの。

日報の有効活用ができている企業は多くない

近年、「働き方改革」が各方面で叫ばれる中、多くの企業において残業管理やテレワークの導入といった新たな取り組みが行われている。しかし、日報をシステム化する動きはまだ少ないと、サンロフトは考える。日報に蓄積された情報の有効活用ができている企業は多くないと判断し、『nanoty』の提供に至ったという。

『nanoty』は、業務日報を共有する社内SNSとして、2006年9月より提供されているサービス。タイムライン型ではなく蓄積型のツールであるため、業務日報の記録を「日時」「部署」「プロジェクト」ごとに管理しやすいという特徴を持つ。また、「いいね!」「ファイト!」ボタンでの共感や励まし、「サンクスポイント」による感謝の気持ちの表現なども、日報を通して行うことが可能となっている。

社員の時間の使い方を「見える化」

今回『nanoty』に追加された「スケジュール」機能は、各社員が登録した予定を全社員が共有できるというもの。どの仕事を何時間行ったかという勤務実績も、グラフで表示される。もうひとつの「残業管理」機能は、勤務実績から残業時間だけを切り出し、「法定内」「法定外」「深夜」と色分けしたグラフとして確認できるというもの。社員の時間の使い方を「見える化」するとしている。

サンロフトは同サービスにより、社員間の日常的な関係づくりをサポートし、業務改善にも貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

社内SNS型クラウド日報サービス「nanoty」の新機能「スケジュール機能」と「残業管理機能」を追加 – 株式会社サンロフト
https://www.sunloft.co.jp/pressrelease/20171109/7621/

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