Rプラットフォーム「人事労務 freee」、年末調整の電子申告機能を法人向けに提供開始

2017.10.21
情報収集から電子申告までクラウド上で完結

freee株式会社は、10月19日、同社のHRプラットフォーム『人事労務 freee』における新サービスとして、『クラウド申告 freee』を利用した年末調整の電子申告機能を法人向けに提供開始すると発表した。

『人事労務 freee』は、入退社手続きや勤怠管理の機能を持つHRサービス。今回提供が開始される年末調整の電子申告機能は、情報収集から電子申告までをクラウド上で完結させるというもの。

『クラウド申告 freee』を利用

一般的な人事労務サービスは、電子申告自体に対応していないケースが大半であると、freeeは考える。法人は、紙をベースにした煩雑な申告手続きを余儀なくされており、こうした状況へ対応すべく『人事労務 freee』の新サービス提供は開始されるという。

『クラウド申告 freee』を利用する今回の新サービスにより、『人事労務 freee』は、作成した書類を法人自らが電子申告できることが可能となる。各地域で発生する膨大な提出書類の印刷・郵送する手間がなくなる世界を実現すると、freeeはしている。

従業員と人事労務担当の負担を軽減

今回の新サービス提供開始の発表に先立つ16日には、政府税制調査会で年末調整の手続きを電子化する方針が議論された。こうした状況において、「従業員からの情報収集」「年末調整の計算」「提出書類の作成」「電子申告」までの年末調整に関するすべての手続きをクラウドで完結させる同サービスは、年末調整にかかる従業員と人事労務担当双方の負担を大きく軽減させると、freeeは自負している。

同社は今後も、「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」をミッションに掲げ、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「人事労務 freee」が新サービス、年末調整の電子申告機能を法人に提供 – freee株式会社
https://corp.freee.co.jp/news/nencho-shinkoku-7450.html

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高野勤一
高野勤一