パーソル総合研究所、AI活用で「より確かな人事」の実現
2017.10.10
10月5日、株式会社パーソル総合研究所は、顧客企業の人事ビックデータを人工知能AIで解析し、最適な人材配置を支援する専門組織「ピープルアナリティクスラボ」を10月より設立すると発表した。
科学的アプローチに基づき、専任のデータサイエンティストが人工知能AIを活用。人事ビッグデータを解析することで、社員の活躍する可能性や、離職リスクの見える化を実現していく。
人材活用を提案するサービスの開始は、パフォーマンスの最大化につながり、社員の最適な配置や、離職防止策へと導くとある。
生産年齢人口の減少で、深刻な人手不足が社会問題となっている。パーソル総合研究所は、企業において、社員の最適な人材配置が、生産性向上と、離職者の防止につながると考えている。
新サービス「ピープルアナリティクスラボ」は、幅広い人事ビッグデータを一元的に管理。記憶、勘、経験に頼らず、「より確かな人事」の実現に向けたソリューションであり、人事や経営の意思決定を、戦略的に活用するソリューションとある。
「ピープルアナリティクスラボ」の「適正配置モデル」は、社員の職種適性や人材タイプを判定し、勤怠や経歴情報などから、活躍する可能性が高い組織や職務、また相性の良い上司を推測するという。
「退職者モデル」は、退職可能性の高い社員を予測。退職前の個別対応が可能となり、先手を打つ人材活用の実現が可能となる。「ハイパフォーマー分析」は、採用人材像の設定や、選抜育成などの人材マネジメントを支援するとある。
企業の課題は様々。「ピープルアナリティクスラボ」は、課題に応じて実施され、科学的・客観的なアプローチにより、精度の高い「より確かな人事」の実現を目指すという。
パーソル総合研究所は、これからも、企業の生産性向上や、働く個人の活躍に役立つソリューションの提供で、企業の持続的な成長を支援していくとある。
(画像はパーソル総合研究所より)
▼外部リンク
パーソル総合研究所
https://rc.persol-group.co.jp/
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