従業員が成果給を送り合う制度導入のための労務サポートをパッケージ化

2017.09.25
法的解釈・賃金規定の変更・適法な運用で社労士が「Unipos」導入をサポート

人事評価制度の新しい取り組みとしてFringe81が提供している「Unipos」の導入を、人事・労務面からミナジンの社労士がサポートする業務提携を締結した。

Uniposとは、従業員同士が互いの貢献に対して、webのタイムライン上で少額の成果給を送り合うことのできるサービス。従業員に業績評価の一部権限を持たせるこのサービスによって、従業員相互のモチベーションの向上、組織へのエンゲージメントの向上および建設的な企業カルチャーの醸成が期待できるとしている。

今回の提携により、法的解釈や賃金規程の変更作業など、Unipos導入に伴って生じる意思決定上の障壁を取り除くとともに、サービス導入後の社内規定に即した適法な運用を実現する。

人事評価制度が経済の低成長、雇用形態の多様化などの変化に対応できていない現状

厚生労働省は2017年4月1日に「人事評価改善等助成金」を新設した。労働人口の減少と人手不足問題に直面する国内では、人事評価制度や賃金制度の改善による生産性の向上が必要とされている。

しかし、人事評価・処遇に対する労働者の満足度は、厚生労働省の調査(※)によると低く止まっている現状がある。その一因として人事評価制度が、経済の低成長、雇用形態の多様化といった社会環境の変化に対応できていない現状がある。

※出典:平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/14/

Fringe81はUniposの提供を通して、従業員同士のモチベーションを上げることや、組織内で従業員が有している知識の可視化を行ない、生産性を向上させる施策を提案する。

ミナジンは、従来のトラブル対応・未然防止に止まらず、社労士法人として生産性を上げる人事の新しいツールとなるUniposを世の中に積極的に広め、支援していく。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

プレスリリース PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000012781.html

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高野勤一
高野勤一