Laboratik、リコー、早稲田大学がHR Techサービスの共同研究を開始
2017.09.20
Webサービス開発・運営事業を手掛けるLaboratikは、2017年9月より、リコー、および早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターとともに、新たなHR Techサービス開発のための共同研究を開始すると発表した。
Laboratikが開発している、ビジネスチャットのやり取りをもとに自然言語処理を用いて組織やチームの関係性をリアルタイムに解析する「A;」と呼ぶスマートボットを技術的シードとする。
リコーがA;を活用して社員同士のエンゲージメント(関与度や熱意)を計測する製品設計に協力し、早稲田大学が社員のエンゲージメントスコアを測定するための独自調査、リーダーコーチングを行なう。
「働き方」をめぐる社会的関心の高まりを背景に、AI等の先端テクノロジーを活用して人事関連業務の改善を行なうHR Techが注目を集めている。
HR Techは、求人やリーダー育成、人事評価、業務改善など幅広い分野に及んでいる。人材不足が深刻化している現在では優秀な人材の採用とその育成は企業における重要課題となっている。そのため人事部への期待は高まっているが、人材確保は困難さを抱えている。
HR Techを活用することで、ソーシャルメディアを活用した求人、応募者面接におけるモバイル端末を利用したリモート面接、蓄積された人事データベースを活用した人事異動を行なうことができる。
また、勤務データを解析することで、離職する恐れのある社員の発見と離職対策、勤務時間や休暇取得率などのデータ分析による社員の健康管理なども可能となる。
Laboratik、リコー、早稲田大学の3社は、オープンイノベーションにより、従業員関係性や感情分析を自然言語解析によって実現することで、新たなHR Techサービスの創出に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
プレスリリース PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000022071.html
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