武蔵野「残業削減」の取り組みがTBSで成功事例として紹介
2017.04.29
就業中の空いている隙間時間の活用で残業なしへ
中小企業の経営サポート事業を行っている武蔵野は、『ブラック企業からホワイト企業に。残業削減に成功している企業』としてTBSの番組にて紹介された。
紹介された内容は、『「iPad」を全社員に配布することで、顧客への移動中や打ち合わせの合間に作業することを可能にし、帰社後に行っていた作業を行うものである。その結果、帰社後の作業は0になり、社員の平均残業も半減した』というものである。
以前は長時間労働が常態化したブラック企業
武蔵野は、以前は長時間労働が常態化したブラック企業であった。しかし、たった2年強の期間で残業を減らし業務改善を進めた。それでも最高売上・最高益を更新し続けている。
社員の生産性を上げながら社内を活性化させ、残業を撲滅する仕組みを構築することが必要と武蔵野はいっている。
「人が辞めない会社」、「業務改善で今いる社員の生産性をグッと上げる」仕組みを作り上げることが大事である。
ITの積極的導入と評価制度
武蔵野が具体的に行った仕組みは、ITを駆使して「残業削減」に取り組んだこと。全社員にiPadを配布し就業中に作業ができる環境をつくったこと。そこには精算システムと棚卸システムをiPadでも使えるよう改修が行われた。
もう一つは評価制度を変更したこと。残業時間が少ないほど評価が上がり、ボーナス額がアップする評価制度を取り入れたことで、以前は平均60時間ほどだった社員の平均残業時間が半分以下にまで減り、さらに売上も上がる結果が出た。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
武蔵野 プレスリリース:
https://www.value-press.com/press/182242
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