アデコ「障害者雇用アシスト事業」特別支援学校見学会

2017.02.19
宮城県から受託「障害者雇用アシスト事業」

人財サービス企業・アデコグループの日本法人、アデコ株式会社は、特別支援学校の学校見学会を3月7日(火)に実施することを発表した。

この学校見学会は、障がい者の採用を検討している企業・団体の採用担当者に向けたもので、宮城県から受託した「障害者雇用アシスト事業(南エリア)」の一環である。(南エリアは、仙台市青葉区・若林区を含む県南地域を指す。)

「授業」や「実習」の姿を紹介、雇用の可能性を提示

学校見学会の会場は、宮城県立支援学校岩沼高等学園である。岩沼高等学園は、卒業生が毎年高い割合で就職を果たしているという。

見学会では、同校の在校生が授業や実習にのぞんでいる姿を紹介し、障がい者の雇用に関する可能性を示すことを目的としている。見学後は、同校の進路指導担当者との個別相談会も開催される。

宮城県は、県内民間企業における障がい者雇用率が2016年6月1日時点で1.88%となっている。これは、全国最下位の数値だという。そのため、宮城県では障がい者雇用の促進が喫緊の課題となっていた。

地域企業の業績向上に貢献

アデコでは「障害者雇用アシスト事業」の実施にあたり、現状と課題を分析し、宮城県内の企業による障がい者雇用率の向上を目指す。

また、アデコはこれまでに、日本全国で自治体の事業を受託・実施した実績がある。地域企業の業績向上に貢献するとともに、すべての働く人々のキャリア開発を支援するとしている。

宮城県「障害者雇用アシスト事業(南エリア)」特別支援学校見学会は、参加費は無料、定員は20名である。問い合わせは、アデコ株式会社 仙台第1支社 障害者雇用アシスト事業(南エリア)事務局【電話番号022-267-0797(直通)】まで。

(画像はアデコ株式会社ホームページより)

▼外部リンク

アデコ株式会社 ニュースリリース
http://www.adecco.co.jp/

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