博報堂が慶應SFCと共同で独自の研修プログラムを開発

2017.01.18
人間が本来持っている生活者感性を掘り起こす

1月13日に、株式会社博報堂が、同社のイノベーション人材育成を目的とした社会人教育機関である「博報堂生活者アカデミー」により独自の研修プログラムが開発されたことを発表した。

同プログラムは、同機関が慶應義塾大学SFC研究所「社会イノベーション・ラボ」と共同で開発したもので、一人一人の人間が本来持っている生活者感性の掘り起こしと磨き上げを行う研修プログラムである。

氷見市で創造性を掘り起こし磨き上げる

今回開発された研修プログラムは、創造性の源であるひとりの生活者としての感性(生活者感性)を呼び起こし、磨き上げることを目的として、縁も事前知識も持っていない街の生活者となることで、もう一つの暮らしを営むもの。

その第1回として富山県氷見市と連携し、黒屋根の町並みにある家屋に住み、語感を刺激する豊かな生活現場で生活し、地域社会における生活文化や習慣、なりわいを体感するとともに地域の生活素材に触れ、他社との対話の中から自分を表現する創作物を作る。

なお、研修中はデジタル環境から距離を置くため、緊急時以外のインターネット・デバイスの使用が禁止されることになる。気付きや発見については、研修当日に渡される「生活日記」に手書きで記録やスケッチを行う。

開催日は3月4日(土)から3月7日(火)。3月26日が最終日で、この日だけ東京都でプレゼンテーションを行う。

研修費は4万円で、この他、3泊4日分の宿泊費や交通費等が必要となる。宿泊については、株式会社南海国際旅行が紹介される。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

博報堂プレスリリース
http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/35752

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諸馬
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